昨日は講演会。


知人の講演の内容を受けて、私がまとめ&補足的な話をする形式だったので、最初は知人の話を一生懸命聞いていました。


でも割とありきたりな話だったので、途中で話を聞くのをやめて、自分のパソコンに入ってる過去に授業で出したレポートを読み返していました。


レポートを読み返したのには複線があります。


先日、教授に「喝」を入れられて以来、やけくそ気味に修論の文章を書いて送りつけてました。

すると、本編(第一章)に入ったところの、私が最も苦手で、かつ教授の専門分野の部分(これまで散々ダメ出しされてきた部分)に対し、教授から絶賛調のお褒めの言葉が。。。。


その前の「喝!」のフォローという教育的配慮を差し引いたとしても、確かに第一章は良くかけてました。


時々あるのですが、「筆が走る」というか、書いているうちに文章の「精」が乗り移ってくるのです。つまり、後で読み返すと、「これって、本当に私が書いたの?」と思うくらい上出来なんです。


そんなことがあったので、昨日は講演会のさなかに、前に出した企業倫理とか財務、ビジネスゲームとかのレポートを読み返してみたのです。これらの科目の成績は、私が思っていた以上に良かったのですが、多分これらのレポートのお陰でしょう・・・。


でもね・・・書いたことが記憶にないのですよ。例えば企業倫理のレポートは、メジャーな倫理学の理論体系にそって、ちゃんと企業事例の分析をしてあるのにびっくり。でも本人は、そんな理論(カントのなんちゃら主義とかアリストテレスのなんちゃら理論とか)って、書いた覚えが無い。


普段はバカっぽいのに「文章を書くときだけ正気になる」といわれている作家みたいです。


とにかく、考えていることを表現する、何度も推敲する、それによって頭の中に化学反応が起こって何かが生まれるのでしょうね。


ただ、今年の一学期のレポート(ヘルスケアマネジメント)は、一生懸命書いてても全然筆が進まなくって、結局これは不出来なレポートになってしまいました。当然成績も・・・・・


ケミカルが起こるときと起こらないとき、一体この差はなんなんだ~?


もしこの秘訣が分かれば、修論も楽勝!なんだけどなあ・・。